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【リフォーム、リノベーション、コンバージョンの違い】
まず最初に、リフォームの相談に来られた方からよくある質問について簡単
にご説明致します。
「リフォーム」とは、建物を建ててから年月が経ち、部分的に補修や修繕を行
い、新築の時と同程度の性能に戻す工事の事です。
対しまして「リノベーション」とは、新築の時以上の性能にグレードアップする
工事となります。耐震補強や断熱性能の向上などです。
日本で「リフォーム」というと、リフォームとリノベーションが混同した意味であることが多いかと思います。
また、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「コンバージョン」という似
た言葉もあります。これは元の建物の用途を変更を伴うリノベーションのことで、
店舗を住宅として改築したり、住宅に店舗や事務所を設けたり、ビルを住宅用
に改修する工事のことを言います。
【耐震リフォーム:耐震補強】
長く住んでいるお住まいは建物自体の経年劣化もありますし、最近は耐震
性能に対して心配される方も多くなっているため、十分な耐震性能を確保する
ためのリフォームを希望するお客様が多いです。
このように建物の性能を確認し、地震や台風といった自然災害に耐えられる
ようにする工事を、耐震リフォーム・耐震リノベーションといいます。
【断熱リフォーム】
暖房・冷房の効率が良くなり、快適な環境で過ごせるようにる。さらに光熱費
も安くなる。それを実現させるのが断熱リフォームです。
基本的には壁・床・天井に断熱材を追加する工事になります。また、家の中
で最も熱の出入りがある窓を「2重サッシ」や「内窓」にすることでも大きな効果
が期待できます。
他にも、壁にカビが発生する原因となる結露についても、しっかりとした断熱
により防止することが可能です。
【「やって良かった」と言ってもらえるように。。。】
☆お客様の希望にプラスアルファを☆
お客様の希望を叶えるのはもちろん当然ですが、場合によっては実績に基
づいたご提案をすることがあります。
例えば、日の当たらない部屋などは床の色で明るさが大きく変わってきます。
落ち着いた色が希望でも、実際出来上がってから部屋のイメージが暗くなって
しまい「こんなはずでは、、、」となってしまわないよう、予め違う色をご提案することがあります。他にも、壁面だけ断熱材を入れてサッシ周りを手つかずだと、
期待した結果が得られなかったり、床だけ明るい色に変えてしまうと壁の色と
のバランスが悪くなってしまうこともあります。
「そう言うのを期待していた」「ここでお願いして良かった」と満足して頂ける
ような付加価値のある提案をしたいと思っております。
☆広い目で見た未来図を☆
リフォームやリノベーションを行う際、誰だってより使いやすくより綺麗にと考
えていると思います。ですが、その一点しか見ていない状態で工事を行ってし
まうと、良かれと思ってリフォームしたはずが、逆に環境が悪化してしまったと
いう場合もあります。機能性を高めたら赤ちゃんにとって危険になってしまった
り、バリアフリーにしたつもりが今度は他の所が、なんてことにならない為にも、
今改善したい箇所だけでなく、家庭環境や家族の生活の様子を把握したうえ
で適したリフォームのご提案をさせていただきます。
【本当にリフォームしてもいいのでしょうか?】
建物の状況や将来のことを考え、大規模なリノベーションを行うよりも、小規
模で新築を建てたり、解体し売ってしまった方がいい場合もあります。
また、お子さんやお孫さんに建物を引き継ぐといった場合も、リノベーションを
行ってからではなく、簡単なリフォームで済ませておき、実際引き継いだ後で
好きなようにリノベーションをさせるといった方が良い場合が多い様です。