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コンセプト > 漆喰塗り

【漆喰とは】

 漆喰は日本特有の塗壁材です。水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とし、砂・海藻のり・すさを混合して水で練ったもので、壁や天井の仕上げに使用します。

 日本では古くから瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに用いられてきました。

【特徴】

☆白の美しい輝きと様々な表情を見せる意匠性能☆

 漆喰壁の白い輝きは、漆喰が反応して硬化し、炭酸カルシウムの結晶となり、その白い結晶が光を乱反射し漆喰独自の美しい白い輝きを放ちます。

 また、多くの塗り方があり、それぞれの塗り方ひとつで多彩な表情を見せてくれるため、自分のお好みの壁を作り上げることが可能です。

☆汚れが付きにくくメンテナンスも簡単☆

 天然の漆喰は静電気が発生しないため、ほこりやハウスダスト、花粉などを寄せ付けない効果があります。

 また、簡単な汚れは表面を削ることで消すことができ、広い範囲に汚れた場合は漆喰を薄く表面に塗ることできれいにします。簡単にできるためご自身での手入れも可能です。

☆自浄・消臭作用☆

 漆喰は表面の小さな穴が紫外線により呼吸します。この呼吸によってシックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性臭いを有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。さらに付着した汚れ等も

外部に排出します。 

☆カビ・ダニに対し高い抗菌性能を持つ☆

 強アルカリ性である漆喰は微生物が付着しにくく、長期間きれいな状態を維持することができます。

 主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。

☆高い耐火性能☆

 漆喰の原材料は石灰岩であり、不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなど有害なものが発生することはありません。昔の建造物に漆喰が使われていることからも耐火性能の高さがわかります。

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